どうも、いもらいです。
今回は、俳優の小栗旬さんがCMの中で「いいことあったら…」から始まる「メーカーズマーク」のレビューをまとめていきます。
メーカーズマークは、ビームサントリー社所有のブランドで、スーパー等にも並んでいます。価格も2500円前後で、宅飲みウイスキーに適した価格設定ですね。
メーカーズマークは、他のバーボンウイスキーと違い、少量生産・手作りにこだわったクラフトウイスキーです。機械任せではなく、一本一本職人が丁寧に作ることを大切にしています。そんなメーカーズマーク蒸留所に昔から伝わる言葉は
たとえもっと早くつくれたとしても、私たちはそうしない
基本情報
種類 | アメリカンウイスキー(バーボンウイスキー) |
アルコール度数 | 45度 |
価格 | 2500円前後 |
メーカーズマークとは
メーカーズマークは一言で言うと「こだわりにこだわった」バーボンウイスキーです。
そのこだわりについて、歴史から見ていきましょう。
メーカーズマークの歴史
メーカーズマーク蒸留所は、ケンタッキー州のハーディンズ・クリーク川沿いに建っています。現在の蒸留所は1953年に設立されましたが、ウイスキー造りは1780年から行われていました。
1780年、スコッチ・アイリッシュ系移民であるロバート・サミュエルズがケンタッキーに移住し、農業の傍ら、自家用ウイスキー造りを始めました。
1840年、ロバートの孫である3代目テーラー・ウィリアム・サミュエルズがサミュエルズ蒸留所をスタートさせ、本格的なバーボンウイスキー造りを始めていきます。
しかし、バーボンウイスキーにとって、大事件である禁酒法が1920年に施行されます。禁酒法により多くの蒸留所が閉鎖に追い込まれ、サミュエルズ蒸留所も操業を停止してしまいます。
禁酒法の撤廃後、1951年に廃屋同然の小さな蒸留所を買い取り、改修・設備導入を終えたのが1953年メーカーズマーク蒸留所が設立されます。
1780年に自家用ウイスキーとして製造していた頃から続く秘伝のレシピがありました。しかし、蒸留所を新しく稼働するにあたり、そのレシピは全て焼却してしまいます。
今までとは異なる特別なウイスキー造りを目標とし、荒削りなバーボンウイスキーとは異なるまろやかなウイスキー造りを目指します。
1959年には、ウイスキー「メーカーズマーク」が誕生します。
メーカーズマーク こだわりの製法
メーカーズマークのこだわりは、何といっても手作業による少量生産であることですね。
バーボンの原料と言えば、とうもろこしやライ麦です。特に、ライ麦はピリッとした刺激をもたらします。メーカーズマークではライ麦の代わりに、冬小麦を使用しているのが特徴です。冬小麦を使用することにより、よりまろやかでソフトな印象を与えてくれます。誰が飲んでも美味しいウイスキー造りを心がける創業者の想いが感じ取れますね。
メーカーズマークのマッシュビル(穀物の配合率)は、とうもろこし70%、冬小麦16%、モルト14%です。この配分により、まろやかなスピリッツが出来上がるのです。
ちなみに、冬小麦は蒸留所の10〜15マイル圏内にある物を使用しており、地域とともに歩んできたとことが分かります。
熟成にも手間がかかっており、3階建ての熟成庫にて樽を貯蔵。熟成度合いを調整するために、定期的に樽の位置を変えています。
また、メーカーズマークといえば、赤い封蝋が特徴的ですよね。これは6代目の妻マージョリーが考案したもので、現在も一本一本手作業で封蝋をしています。そのため、ビンによって微妙に形が異なります。少量生産のこだわりを感じられますよね。
「メーカーズマーク」というブランド名も彼女が考案しました。彼女なしでは、現在まで続く「メーカーズマーク」のブランドは成り立たなかったでしょう。
私が購入したものは、左に垂れていました笑
ラインナップ
・メーカーズマーク
・メーカーズマーク46
・メーカーズマーク カスクストレングス
テイスティング
色・粘度
香り
味
まとめ
メーカーズマークは、まろやかな甘みが特徴的なウイスキーです。バニラやメープルの甘さが好きな方にはピッタリな一品です。
また、ロックやハイボールにすると、よりまろやかさが強調されるので、万人受けするウイスキーとなります。
ゆったりとリラックスしながら飲みたいウイスキーですね。
評価
香り
甘さ
塩臭さ
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