どうも、いもらいです。
皆さんはウイスキーのボトルデザインをしっかり見ていますか?風味と同じくらい、ウイスキーの個性と言ってもよく、まさに十人十色です。中でも動物をモチーフにした銘柄もあり、例えば…
・クライヌリッシュ(山猫)

・ブレアアソール(カワウソ)

・ワイルドターキー(七面鳥)

・フェイマスグラウス(雷鳥)

・ウルフバーン(狼)
今回は猛々しい「水牛」をモチーフとしているバッファロートレースをレビューします。
基本情報
種類 | バーボンウイスキー |
アルコール度数 | 40度 |
価格 | 2500円〜3000円 |
バッファロートレースとは?
それでは、バッファロートレースの歴史・特徴を見ていきましょう。ポイントは次の3点です。
②医薬目的の蒸留酒
③8年以上の熟成
バッファロートレースの意味は「水牛の通り道」蒸溜所が建っているケンタッキー州リーズタウンは、バッファローの群れの通り道だったといわれています。
バッファロートレース蒸溜所は、1773年創業で、アメリカ最古の蒸溜所の1つという伝統ある蒸溜所です。時代と共に名前が変わることが有名な蒸溜所で、「オールド・ファイヤー・カッパー」「ジョージ・T・スタッグ」「シェンリー」「ブラントン」、そして1999年には現在の「バッファロートレース」と移り変わっていきます。
バーボンを含めウイスキーの蒸溜所を語る上で必ず出てくるのが、アメリカの禁酒法です。1920年に始まった禁酒法では、医薬目的として蒸溜を許可されており、アメリカの国民的なバーボンであったと言えるでしょう。
バッファロートレース蒸溜所では、ブラントンやエンシェントエイジの原酒を製造していますが、「バッファロートレース」として発売しているのは一種類しかありません。年数表記はありませんが、8年以上熟成させた原酒から厳選しボトリングをしています。
日本では国分株式会社から販売されています。
テイスティング
香り
ウッディ感、濃厚なバニラビーンズ。奥にはオレンジピールと果実感が出てくる
味
マイルドな味わいで、オレンジピール、グレープフルーツのような酸味、ミントを感じさせます。ベースにはウッディ感があり、どっしりとしている。フィニッシュは、爽やかなフルーティ感、バニラビーンズが長く続きます。最後まで残るのはミントのようなさっぱり感
まとめ
ボトルのデザインである猛々しいイメージとは異なり、マイルドさ・爽やかさが際立ちます。
熟成感も感じられ、ストレートでゆっくり飲みたいバーボンウイスキーでもありますね。
評価
香り
煙臭さ
甘さ
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