どうも、いもらいです。今回は行きつけのお店に、限定商品「アードベッグ ブラック」を入荷されたので、飲みに行ってきました。
普段はボトルを買ってレビューを書いているのですが、今回は30ml飲んだ感想です。
基本情報
種類 | スコッチウイスキー(シングルモルトウイスキー) |
アルコール度数 | 46度 |
価格 | 15180円 |
アードベッグ蒸溜所とは?
アードベッグ蒸留所の創立は1815年で、100年近くはマクドーガル家が経営をしていました。その後150年近くは安定的に操業していたのですが、休止、生産再開を繰り返します。1997年にグレンモーレンジィ社(現在のモエ ヘネシー・ルイ・ヴィトン社)が買い取り、大改装を施した結果、現在のような安定ある生産となりました。アードベッグの特徴は、とてもヘビーなピートです。ピートを焚く度合いであるフェノール値は55-65ppmで、業界一とされています。ポットスチルは背の高いランタンヘッド型で蒸留し、再留釜に取り付けられたピュリファイヤー(精留器)が設置され、より純度の高いクリーンでフルーティな芳香が生まれます。
アードベッグ ブラックとは?
アードベッグ ブラックは、黒い羊をイメージしたシックなボトルが特徴的な数量限定の銘柄です。最大の特徴は、ニュージーランド産 ピノ・ノワール樽を使用されていることです。ピノ・ノワールは、ベリー系の穏やかな風味が特徴の赤ワインで、強烈なアードベッグ原酒と、調和ができるのか注目されていました。

テイスティング
香り
スモーキーさが前面に出てくるが、アードベッグ10年と比べると大人しい。奥からブドウ、ベリーのフルーティな甘みが出てくる。
味
アードベッグ10年と比べるとスモーキー控えめで、果実感が顔を出す。触覚としては、トロミが強めで、唇がしわつくような渋みがあり、ウイスキーにはあまりない感覚。
フィニッシュは、スモーキーさと、芳醇な赤ワインのような渋みと甘さが並走しており、心地よい。
まとめ
アードベッグ ブラックは、新しいウイスキーの形を提示できたと思います。アイラ特有のスモーキーさと、ワイン樽のベリーさは合うのだと。とても挑戦的なウイスキーですが、期待を裏切らないクオリティですね。限定品の上、飲める機会が少ないウイスキーですので、見つけたら是非飲んでみて下さい!
評価
香り
煙臭さ
甘さ
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