どうも、いもらいです。新しいウイスキーが発売されると、ウキウキしながらスーパーやコンビニなど色々なお店を探してしまいますよね(笑)
という訳で、今回は2020年5月19日に新発売された「キリンウイスキー 陸」をレビューします。
…実は、いつも行っているスーパー2,3件を見て回ったのですが中々売っておらず、普段行かない酒屋で何とかゲットしました…(-_-;)ウイスキー人気恐るべし…
基本情報
種類 | ジャパニーズウイスキー(ブレンデッドウイスキー) |
アルコール度数 | 50度 |
価格 | 約1300円 |
富士御殿場蒸留所とは?
キリンウイスキー 陸は、「富士山麓」ブランドで有名な富士御殿場蒸留所で製造されています。
富士御殿場蒸留所は静岡県御殿場市にあり、関東からのアクセスがとても良い蒸留所です。気候も涼しく、ウイスキー造りに最適な環境が揃っています。仕込み水は、富士山の伏流水を使っており、原酒に澄んだ味わいをもたらしています。
富士御殿場蒸留所については、以前行った記事があるので、参考に読んでみてください。
「富士山麓」は、樽熟50度(白ラベル)が安価かつ、フルーティな味わいで、人気を博していましたが、2019年3月をもって販売終了となりました。
現在では、「富士山麓 シグニチャーブレンド」が販売されておりますが、価格が5000円程で、普段飲みには向かなくなってしまいました…残念…
そんな中、「富士山麓 樽熟50度」と同様に安価で普段飲みにもいける銘柄が「陸」なのです。
![キリン ウイスキー 富士山麓 樽熟原酒50度 [日本 700ml ]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71jjM2Tx8CL._AC_SX385_.jpg)

陸とは?
キリンウイスキー陸の気になるところとしては、原材料名です。原材料を見ると、「グレーン、モルト」となっており、モルトよりグレーンが使われているブレンデッドウイスキーとなっています。富士御殿場蒸留所では、世界でも稀な3種類の蒸留器でグレーンウイスキーを製造しています。
・マルチカラム(ライトグレーン)
・ケトル(バランスグレーン)
・ダブラー(ヘビーグレーン)
富士御殿場蒸留所ではグレーンに力を入れているのが分かりますね。そんな訳で、陸はグレーンウイスキーを美味しさの軸として、製造されています。

公式テイスティングノート
香り
オレンジを想わせる華やかさと共に心地よいウッディ―さ。仄かなバニラ香やスパイシーさも感じられる。
味わい
しっかりとした味厚みが感じられ、樽由来の味わい深さと甘みが感じられる。
余韻
豊かな余韻の後、爽やかな印象とともにきれいにキレる。
テイスティング
香り
最初に現れるのはウッディ、香りの中にシナモンが花開きます。消毒液のような、ツンとしたアルコールも感じます
味
ファーストインプレッションは、芳醇なウッディ、メロン、洋ナシ。ウッディ感が強く、熟成庫をイメージさせます。グレーンらしい、甘みもあり、飲みにくさは感じられません。
アルコールは強く、舌のピリつきは強いです。全体的な特徴としては、バーボンに近いと言ってもいいでしょう。
フィニッシュは、割とあっさりしていて、ほのかなバニラ香、オレンジピールが続きます。
ハイボール
ストレートでは、ウッディ感が強いのですが、ハイボールにするとオレンジピールやバニラ感が強くなります。ただ、奥にはウッディも感じられますね。すっきり飲みやすいハイボールとなります。
まとめ
「キリンウイスキー 陸」は、ストレート・ロック・ハイボールと多様な飲み方ができる一品です。
同価格帯では、「ブラックニッカ」や「サントリー角」が挙げられますが、バーボンのような甘さが他の銘柄との違いを生み出していますね。
評価
香り
煙臭さ
甘さ
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