どうも、いもらいです。最近は、格安ウイスキーでハイボールを作るのが趣味の私ですが、今回は「バランタイン ファイネスト」をチョイスしてみました!
バランタイン ファイネストは初めて飲むウイスキーではなく、何度かボトルを購入しているウイスキーですが、レビューするのは初めてです。
安く(1000円台)、スコッチの基本を楽しめるのはバランタイン ファイネストに決まりです!その歴史と、テイスティングをまとめてみました。
基本情報
種類 | スコッチウイスキー(ブレンデッドウイスキー) |
アルコール度数 | 40度 |
価格 | 1390円 |
バランタインとは?
1827年、創業者のジョージ・バランタインは18歳の若さで食料雑貨品を開きました。これが、バランタイン社の前身となります。その後、評判の良さからグラスゴーに進出し、大繁盛していきます。1853年に、アンドリュー・アッシャーが様々なモルト原酒をブレンドした、ヴァンティッドモルトウイスキーを製造します。これに影響を受けたジョージ・バランタインはウイスキーの製造に取り掛かります。その後、王室御用達の得て、世界的に人気を博していくことになりました。
マスターブレンダーの存在
バランタインをはじめ、高品質なブレンデッドウイスキーを作るためには原料だけでなく、風味を決めるブレンダーの存在が不可欠です。バランタインにおいても、何代も続くマスターブレンダーがバランタインの味を守ってきました。「バランタインのマスターブレンダーになることは、一国の首相になることよりも難しい」とも言われており、超一流のブレンダーによって最高のブレンデッドウイスキーが生まれているのです。
現在では、5代目のサンディー・ヒスロップが引き継いでおり、最近では「バランタイン クリスマスリザーブ」の監修を務めました。
歴代のマスターブレンダーは、「超」が付くほどのウイスキーの達人です。中でも、4代目のロバート・ヒックスは4000酒類の香りを嗅ぎ分けることができ、「The Nose」とも呼ばれていました。
バランタイン ファイネストとは?
バランタインのラインナップは、以下のとおりです。
・バランタイン ファイネスト
・バランタイン バレルスムース
・バランタイン 12年
・バランタイン マスターズ
・バランタイン 17年
・バランタイン 21年
・バランタイン 30年
他にも期間限定で、クリスマスリザーブや、ハードファイアードなども販売されました。
特にバランタインファイネストは、価格が1000円と、バランタイン初心者・スコッチ初心者に向いているウイスキーです。キーモルトは、ミルトンダフ・グレンバーギー・ロングモーン等の原酒を使っており、華やかな特徴を生んでいます。
テイスティング
香り
若いアルコール・溶剤・奥にメープルのような甘さ
味
クルミのようなコクが最初に来ます。その後、じわっとバニラが口の中を包み込む。
口に入れた瞬間はアルコールの強みを感じませんが、飲み込んだ後にアルコールが強調され、舌をピリつかせます。
余韻はバニラ・メープル。
ハイボール
飲み口はあっさり。バニラエッセンスのよう。喉を過ぎるとスコッチのコクとほのかなピートが広がる。
まとめ
バランタイン ファイネストは背伸びせずスコッチウイスキーを楽しむには最適なウイスキーです。ハイボールだけでなく、オン・ザ・ロックでも美味しくいただけます。ストレートで飲む場合、高価格帯のシングルモルトウイスキーと比較すると風味は落ちます。しかし、この価格帯でストレートが飲める銘柄は限られていますので、中々高品質・高コスパの銘柄と言えるでしょう。
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