どうも、いもらいです。
「ウイスキー好きとなったきっかけ」でも紹介したのですが、白州のウイスキーを飲み、ずっぽりウイスキーの魅力に取り憑かれてしまいました。
現在、ウイスキーの原酒不足が起こっているなど、人気が高まっているように感じます。なぜ、ウイスキーが世界で好まれているのか、主観ですが考えてみました。
①複雑な味わい
「複雑な」と聞くと、あまりいいイメージを持たないかもしれません。しかし、ここでいう複雑さは、
一口のウイスキーから、多様なイメージをもたらすという意味です。
味の多様性ウイスキーを飲み、その味わいを一言にまとめるのは難しいです。それは、「口に含んだ瞬間」「口の中で転がした瞬間」「飲み込んだ瞬間」「飲み込んだ後の余韻」で感じる風味が異なるからです。
口に含んだ瞬間は、アルコールが強いと感じても、飲み込んだ余韻は甘くなる…ということがあり、一元的に表現することが難しいのです。
ただ、人によって感じ方が異なる点が、「難しさ」でもあり、「面白さ」でもあるのです。
様々なイメージ
ウイスキーの味を表現する際には、様々な食べ物や飲み物を例えに使います。例えば…
・バニラ
・メープルシロップ
・青りんご
・蜂蜜
・チョコレート
・チーズ
・ナッツ
・桃
・ビスケット
など、様々あります。その他にも、
・焦げ臭い
・ヨード
・フローラル(花の香り)
・ハーバル(花の香り)
・オイル
など、幅広い表現ができます。ビスケットやバニラなど、原料には入っていないのに、感じられるのがウイスキーの面白いところですね。また、同じウイスキーを飲んでも人によって表現が異なるので、誰かと一緒に飲むのも面白いです。
②熟成というロマン
ウイスキーの条件としては、穀物を発酵させ蒸留し、樽で長期熟成することが挙げられます。蒸留してもすぐ市場には出せません。バーボンなら2年、スコッチなら3年である等長い期間がウイスキーには必要なのです。今日作ったとしても3年後…3年後の自分なんて想像もつきませんよね(笑)そんなスケール感にロマンを感じますね。
熟成をすることにより、刺激が強く荒々しい酒をまろやかで美味しいものに変えるのです。熟成前の原酒を「ニューポット」と呼びますが、ニューポットのアルコールは強く風味も未熟です。熟成がウイスキーに必要不可欠なのです。
③飲み方によって異なる風味
ウイスキーは、色々な飲み方で楽しむことができるお酒です。同じウイスキーでも飲み方を変えることにより、違う一面を見せます。その日の気分によって変えてみるのも面白いですね
ストレート
ウイスキーをそのまま飲むストレートは、ウイスキーの複雑な風味、香りを感じやすい飲み方です。ウイスキーの個性・キャラクターを知るのには一番の飲み方で、私は好きな飲み方です。ただし、アルコール感が強いため、ウイスキー初心者にはオススメできませんね。
ロック
氷を入れたグラスにウイスキーを注いで飲みます。溶けだした氷で、アルコール感が弱まりストレートよりも飲みやすくなります。ストレートと比べると、冷えている分香りが弱まりますが、ストレートの時とは異なる香りが感じられます。
ハイボール
一番人気が飲み方と言えば、ハイボールでしょう。最初の一杯として、ビールの代わりに飲まれるようになりました。氷を入れ冷えたグラスに、ウイスキーを注ぎ、よくかき混ぜます。そして、炭酸水を入れる飲み方ですね。食事にも合いやすい飲み方で、特にジャパニーズウイスキーとの相性は抜群です。
他にも香りを引き立てるトワイスアップや、カクテルとしてジンジャーエールやジュースと混ぜてもおいしいです。
まとめ
今回は3つにまとめましたが、ウイスキーの魅力は語りつくせません。人それぞれ、異なる感じ方、飲み方があり、ウイスキーに正解はありません。自分の好きなウイスキー道を歩んで行ってもらいたいですね!
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